モイ株式会社は、先ごろ同社が運営している生放送動画配信サービス「ツイキャス」(Twitcasting)で、通信速度規制下でもライブ配信が視聴できる「規制回線モード」を追加したことを発表。
現状、携帯電話キャリアやMVNOなどの格安SIMを扱う会社では、LTEや3Gなどの高速通信サービスを提供しているが、所定の通信量を超えると、超低速の通信制限がかかることがある。
そのため、特にモバイルにおいては従来、生放送動画配信の映像閲覧が難しい状況だった。
今回の「規制回線モード」は、Android版・iOS版ともに最新のアップデートで対応している。
下図はAndroid版スマートフォンで確認した画面。
ツイキャス・ビュワーのトップ画面・右下の「設定」アイコンをタップ。
下のほうにスクロールして、「回線規制中は低画質で再生」という項目にチェックを入れる。
これによって、音声が聞き取れるということが優先されるものの、40kbps程度まで速度が低下しても動画として閲覧できるクオリティを持っている。
これから、月の後半に入るにつれて、所定の通信量を超えやすい時期へと差し掛かる。
万が一、通信制限となった時に、このような回避方法があるということを覚えておきたい。