
YouTubeというサービスとは!という解説を細かく行う必要があるのかと言われてもおかしくないくらいに、今や誰も知る動画配信サービスです。
もともとは、メールアドレスを利用して口座間のオンライン送金を可能にした決済システムを営むPaypalの社員であった仲間が2005年2月にアメリカ・カリフォルニア州で立ち上げたサービスで、同年12月から正式にサービス開始されました。
「You」はあなた、「Tube」はブラウン管(テレビジョン)を意味しています。
以降、これまでのおよそ9年間のYouTubeの歩みという部分は、改めて説明するまでもないでしょう。
このコラムの本題である「YouTube Live」というサービスについて、解説します。
YouTube Liveは、2011年4月からサービス開始された生放送動画配信サービスです。
しかし、YouTubeは知っていても、YouTube Liveってなんだろう?と思う方は少なくないと思います。
「好きなことで、生きていく」とか「気がついたら、会社やめちゃってました」というCMでおなじみの「ユーチューバー」(YouTuber、海外ではYouTube Star/ Personality/ Celebrityと呼ぶそうです)なる存在は、ライブ配信者とは限らず、YouTubeに独自に動画をアップロード・公開し続けて、その中の広告収入で稼いでいる人のことです。
なので、YouTube LiveイコールHI○A○INさんや○ックス○らいさんとは結びつきません。
2013年5月にチャンネル登録1000人以上のチャンネル主、同年8月にチャンネル登録100人以上のチャンネル主、そして全ユーザーへ向けてYouTube Liveが開放されたのが2013年12月で、まだ本格的にスタートして1年ほどというサービスです。
正直なところ、まだあまり日本人の多くに知られていないのか、日本人が配信する生放送動画サービスがあまり見つかりませんが、今後既存の生放送動画配信サービスであるニコニコ生放送・Twitcasting(ツイキャス)・USTREAMなどとの戦いで、将来潜在的に強みを持つYouTube Liveが伸びゆく可能性も十分あるはずです。
ニコニコ生放送は、niconicoサービスに登録する一般会員・プレミアム会員(200万人以上)がいるサービスですが、ツイキャスやUSTREAMは独自のアカウントよりもTwitterやFacebookなどのソーシャルネットワークアカウントと連携して、視聴者がコメントして盛り上げるという仕組みですが、YouTubeサービス全体では月間アクティブユーザーが全世界で10億人以上、日本でも4079万人(PCのみの統計・2013年10月・コムスコア社調べ)です。
それだけ強みを持つYouTubeアカウントを持つユーザーが押し寄せれば…。
是非、ライバルが少ないうちにYouTube Liveにデビューしてみてはいかがでしょうか。
【目次】
- ニコニコ生放送やUSTREAMみたいに生放送ができる!YouTube Liveってどんなサービス?
- YouTube Liveを簡単に配信してみよう。
- YouTube Liveオススメの配信ツール・Wirecast for YouTubeを使って配信してみよう!
- YouTube Liveを動画配信ツール・XSplit Broadcasterを使って配信してみよう!